無光沢すずめっき

無光沢すずめっき
すずめっきとは、すずの水溶液に鋼材を浸漬し電気を流すことで、その表面にすず皮膜を形成する技術です。
添加剤を一切加えていないため、皮膜の硬度が低く、初期なじみ性やかじり防止性が良好です。
すずは融点が低く、はんだ付けに適しており電子工業でよく用いられています。延性も高く潤滑用にも適しています。
また毒性が少ない性質もあり、食器や缶詰などにも利用されています。
特徴
防食

硫化水素やアンモニア、また塩化物イオン(≒塩)に対しても耐食性があります。
低硬度

皮膜の硬度が光沢すずめっきに比べると低く、初期なじみ性やかじり防止目的で用いられます。
延性

延性に富み、潤滑用に適します。
用途
- 重電部品
- 自動車部品
仕様
| 納期 | 最短で翌々日 |
| 膜厚 | 5~20µm 以上 |
| 槽のサイズ | 2500×700×900(mm) |
| 対応重量 | 100kg |
| 対応被金属 | 銅、鉄等 |
| その他 |
部分めっきも可能です。 上記以外や詳細、ご不明な点等がございましたら、お気軽にお問い合わせください。 |
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