半田めっき

半田めっき
半田めっきとは、はんだの水溶液に鋼材を浸漬し電気を流すことで、その表面にはんだ皮膜を形成する技術です。
弊社の半田めっきは、6:4はんだ(共晶はんだ)と言われ、最も融点(約183℃)が低く、またはんだ付け性も高いためはんだ付けを行うものに最適です。
ビッカース硬さ5~15と比較的柔らかく、ウィスカの発生抑制や耐食性に優れており、バッテリー部品や電子部品のめっきとして用いられています。
欧州ELV指令においてバッテリーの鉛は適用除外部品とされています。
RoHS指令等の規制がある製品には対応しておりません。
特徴
共晶はんだ

すずと鉛の含有の割合は低融点(183℃)でのはんだ付けが可能な、すず:鉛=6:4の共晶はんだを使用しています。
防食

半田めっきは高い耐食性があり、バッテリーの端子部品などに用いられています。
ウィスカ抑制

合金めっきのため短絡の原因となるウィスカの発生を抑えます。
用途
- 電子部品(数ミリの物からめっき可能です)
- バッテリー関連部品
- 電力向け架線金物
仕様
| 納期 | 最短で翌々日対応 |
| 膜厚範囲 | 20µmまで |
| 槽のサイズ | 2300×750×910(mm) |
| 対応可能サイズ | 長さ2200mmまで |
| 対応重量 | 20kgまで |
| 対応被金属 | 銅、黄銅、鉄等に対応 |
| その他 |
部分めっきも可能です。 上記以外や詳細、ご不明な点等がございましたら、お気軽にお問い合わせください。 |
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