よくあるご質問
Q.
溶融亜鉛めっきと電気亜鉛めっきの違いは何か?
A.
溶融亜鉛めっきと電気亜鉛めっきはともに鉄鋼製品を亜鉛によって防食する表面処理です。 大きな違いは、めっき皮膜の形成方法です。溶融亜鉛めっきは溶けた亜鉛に製品を浸漬して、鉄と亜鉛の合金皮膜を形成します。電気亜鉛めっきは、亜鉛がイオンとして溶けた水溶液の中に製品を浸漬し、電気を流して亜鉛を析出させます。 溶融亜鉛めっきは、皮膜が通常の電気亜鉛めっきより10倍程度厚くなるため、その分耐食性が高くなります。 電気亜鉛めっきは、常温で処理が可能なため、ひずみや反りなどの製品が変形する心配がありありません。
Q.
溶融亜鉛めっきをしたい場合の注意点は何か?
A.
溶融亜鉛めっきは450℃の高温で処理されるため、薄板で加工された製品にひずみや反りが発生する場合があります。 また、密閉構造の部分があるとめっき浴に入れたときに爆発を起こす危険があるため、必ず穴を2か所以上開ける必要があります。
Q.
電気めっきをしたい場合の注意点は何か?
A.
素材がひどく錆びていたり、傷があると、めっきはその外観をより目立たせてしまいます。 製品の取り扱いにはご注意ください。
Q.
配送はしてもらえるか?
A.
基本的には自社便による集配は行っておりません。宅急便、路線便等によりお品物の受入、配送の対応は可能です。
Q.
溶融亜鉛めっきで白錆びは何故出るか?
A.
溶融亜鉛めっきの外観に見られる白錆は、めっき面の一部が乾燥し、一部が濡れている状態で、その境界線が長時間移動しないときに、境界線に隣接し濡れている側のめっき表面上に発生します。濡れる元となる水分は雨水や結露、海水の飛沫のこともあります。
Q.
電気めっきがしにくい形状のものは何か?
A.
・異種金属の組み合わせがある製品 組み合わせによっては同時にめっきができないことがあります。
・止まり穴のある製品、特に止まり穴の径が細くて深い場合は内部までめっきがつかない場合があります。
Q.
どの大きさまでめっきができるか?
A.
・基本的には各めっき槽に入るサイズまでめっきができます。
・溶融亜鉛めっき :4900×1500×1600
・電気亜鉛めっき :4000×1300×1500
・銀めっき(光沢) :2400× 600× 800
(無光沢) :1000× 600× 700
(軟質) :2000×1000× 700
・すずめっき(光沢):3000× 800× 950
(無光沢):2500× 700× 900
・はんだめっき :2300× 750× 910
・鉛めっき :1300× 500× 850
めっき槽に近いサイズや大きいサイズの製品については、ご相談ください。
Q.
納期はどれくらいか?
A.
数量と各めっきラインの混み具合によります。
短いものは1日でお渡し。お急ぎの場合は事前にご相談ください。