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深田パーカライジング通信

めっき学校 コラム マイクロスコープを使ってみた!

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めっき学校 コラム マイクロスコープを使ってみた!
こんにちは。深田パーカライジングのSです。
前回の記事からしばらく間が空いてしまいましたが、めっき学校も3月で卒業なので今回で僕のコラムは最終回となります!

めっきの膜厚の測定方法は様々な方法があるのはご存じでしょうか。そのうちのひとつであるマイクロスコープを用いた膜厚測定を実験でやったので今回はそのことについて書いていきます。
1枚目の写真にあるのがマイクロスコープです。


2枚目の写真はめっきをつけた真鍮板を切断し、断面をマイクロスコープで撮影したものです。
下から素地の真鍮(金色)→ニッケル(白色)→銅(茶色)の順にめっきがついています。


少し見えにくいですが白い部分がニッケルめっきで、8.80 μmついていることがわかりますね。倍率を設定すると自動的に膜厚を測定してくれます。このように実際に写真で断面を見たことがなかったので、素直にすごいと思いました。
この測定方法は切断、つまり破壊して測定するやり方で内部欠陥などを調べるために使われることが多いようです。単純にめっきの膜厚だけを知りたい場合は蛍光X線膜厚測定装置を使うのが早くて簡単だし正確です。

弊社にもマイクロスコープはあるので今後どんどん活用していきたいと思います。
それでは1年間ご閲覧ありがとうございました!
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